成功への近道は・・・
長く本を作る仕事に携わっていると、その仕事柄「スゴイ人」「成功した人」に会うことが多くなる。
アーティストやスポーツマン、芸能人にビジネスマン、職人さんなどなど、本当に様々な人種がいる。
一口に「スゴイ」「成功」といってもカタチは本当に様々だ。
どれだけ名を馳せたか? どれだけお金を稼いだか?
もちろんそれも「成功」や「スゴイ」の1つの大きな尺度ではあるけれど、僕にとっての「この人すごい!」って必ずしもそれだけじゃない。
有名じゃなくてもスゴイ人はいる。金持ちじゃなくてもスゴイ人はいる。ま、その逆もまた然り。
だからこれは、あくまで「僕の目」から見た、感じた「スゴイ人」「成功した人」の話だけれど、そういう人たちには必ずといっていいほど1つの「共通点」がある。
それは・・・・
「小さなことをひたすら毎日コツコツと積み上げる」こと。これに尽きる。
その残してきた輝かしい、ド派手な実績のスゴサに目がいって、きっと何かとてつもない才能や作戦や、努力があったんだろうと思ってしまって、ついつい見落としてしまいがちだけど、実際に話を聞いてみると、その結果のド派手さと比べると、かなり「地味」で「小さなこと」を積み上げる毎日を送っていることに気がつく。
小さなことを毎日積み上げる。1日「1」を積み上げる。
「1日1つ」は1年で365個になる。10年で3650個になる。
1日では大した「差」も「成長」も感じないし、目にも見えづらいけれど、365個の差になると、その差は次第にハッキリと目に見えてくる。
決して毎日「とてつもないこと」をしてるわけじゃない。最初から「すごい作戦」を持ってるわけじゃない。
成功した全ての人が「特別な才能」を持って生まれてきたわけじゃない。
じゃぁ、自分との違いはなんなのか?
そう考えた時に出た答えが、この「1」を毎日ひたすら積み上げてるか? いないか?
その「差」なんだということに気がついた。
すごい人たちは「小さなこと」を「毎日」 「コツコツと」 「ひたすら」積み上げる。
1つ1つは小さいけれど、それが1年、10年、20年・・・・
その積み上げた先で、ぼんやり過ごしていた自分、1年で数十歩しか進んでいなかった自分の、その何千歩も先で、涼しい顔して「スゴイこと」をやってのけるのだ。
自分から見たら、とてつもなくスゴイことでも、実は本人たちにとってはスゴイことでもなんでもないんだ。
何千、何万と積み上げ、コツコツと成長し続けたその先で、自分にとっては「当たり前」の感覚で何かを生み出し、売り、表現しているだけなんだ・・・
凄さを感じるのは、その「差」が原因だ。そのとてつもない差が・・・・
でも、それに気がついてから、ずいぶん気が楽になった。
だって、コツコツ積み上げることに、特別な才能や、ぶっ飛んだ作戦は必要ないから。
コツコツ積み上げまくったその先に、特別な才能やぶっ飛んだ作戦「のように普通の人には見える」、でも本人にはとっては「ごく当たり前のこと」があるだけだ。
だから・・・・
「最初から無茶しない!」「張り切りすぎない!」
そう自分に言い聞かせて、無理なく、楽しく、自然と積み上げられそうなことを、とにかく1つずつ・・・
今はまだ大したことなくたって。
積み上げから生まれる自信と能力は次第に、必ず、目に見えるカタチに変わっていくから・・・
さて、あなたなら何を積み上げますか?
P.S
写真は心のお師匠・森永博志さんがここ1、2年毎日描き続けている作品たち。
70歳の誕生日を迎える前から描き始めて顔の絵を1000枚、手の絵を1000枚、そしてコロナ禍がはじまり、マスクをした街の人々を描き始めて、その数は1000枚を超えて・・・
絵日記のように、その日の気分によって変わっていく絵。
1枚目と1000枚目。2000枚目、ひたすら成長を続ける線・・・
「まだ序の口だね、70にして・・・」なんて言われたら、もうそろそろイイ年だと思っていた自分=46歳のワカゾーはいったいいつになったらサボれるのやら・・・・笑
いったいどんなけ積み上げれば、この境地に辿り着けるのは定かじゃないけれど、ま、今、ここからでも積み上げないとどのみち100%追いつかないしね。
目の前の結果だけに囚われず、焦らず、コツコツいきますかね・・・・
森永さんの絵を眺めながら、ふとそんなことを思ったのでありました。
必ず最後に「亀」が勝つ・・・頑張っていきましょう!


