ウッドデッキを作ってみよう! 〜其の6
家に帰って風呂に入り、速攻で寝たのが昨日の3時。
なぜかスッキリと目が覚めて、時計を見ると午前5時半だ。
起き上がると当然のように体はバキバキだったけど、なぜかテンションは高め。
もうここまでくると、体の疲れよりもテンションの勝負だ。
さっと飛び起きて、軽い朝飯を済ませて6時に外に出る。
まだみんなが来るまでには少し時間があるけれど、作業の準備だけは済ませておこうと工具や材料のセッティングを開始した。
今日も気持ちの良い朝。
幸い天気には恵まれたな・・・・雨なんか降ってたら、マジで最悪だったな、これ。
なんて、今更ながらにほっと一息。
さて、今日はどこまでいけるんだろうか?
ここまできたら、いけるところまでいくしかないけど・・・・・・終わんなかったら、まぁ、しゃ~ないわな・・・・・
作業の準備を一通り終えて、改めて昨日の作業の成果=水平に並べられた柱の上をぴょんぴょんと渡ってみる。
いやぁ・・・・やりましたなぁ・・・・大変だったなぁ・・・・・
なんて思っていると、昨日のドロンコ戦士たちが1人、また1人。
ウィ~っす、おはよーさん!
・・・・・・いやぁ、昨日は人生で初めて家に着いた瞬間、前のめりに倒れてそのままオチましたよ・・・・
なんて武勇伝もちらほら。笑える・・・・うんうん、良い思い出になるよ・・・・無事に終わればさ・・・
うっしゃ~! さて、最終日(じゃないけど)、張り切っていきましょ~!
今日の作業は・・・
・通路のデッキ材をチャチャっと貼る(これが終わらないと、お客さんがお店に入れません!)
・それができたら、あとは広い部分もチャチャっと貼る!
以上!
最大の難所は昨日の頑張りで乗り越えてるから、今日は一気にいけるとこまで行ったるデェ~!
っと、威勢よくスタートしたのも束の間・・・・
まずは通路側のデッキ材を「チャチャッ」っと貼るはずが・・・・なにこれ・・・?
デッキ材って・・・・こんなに硬いの・・・・?
デッキ材って・・・・こんなに反ったり曲がったりしてるもんなの・・・・?
そうなのだ。
デッキ材ってヤツが、とんでもなく硬い、のだ。
アイアンウッドなんて呼び方もされるほど、硬く、重い材。まぁ、それゆえに、8年外の雨風に晒されても磨き直せば余裕で再利用できるほどの強さを持っているわけだけれど・・・
その強さは切ったり貼ったりする際にも、いかんなく発揮されるわけで・・・
まず、ビスを打つ前にあける「下穴」は絶対に必要。下穴なしでいきなりビスなんて打とうもんならビスが折れるかデッキ材が割れる。
下穴を開ける際にも注意が必要。木がめっちゃ硬いので、下穴を開ける最中にちょっとでも気を抜こうもんなら細いドリルの歯がすぐにポキっと折れる・・・・さらに連続で穴を開けていると摩擦熱でさらに折れやすく・・・・うん、折りましたよ。全部で4本ほど・・・ヘタクソ。
下穴を開けたら、次にビスの皿頭が飛び出さないように円錐形のミゾを掘る。
ビスを1本打つ前にこの2つの工程が必要になる。
この工程を1回で終わらせるための専用ドリルがあったのだけれど・・・速攻で2本とも折れました。はい。
約50センチ間隔でビスが2本づつ・・・・・これ、通路だけでも結構あるぞ・・・・・
さらに、だ。
このデッキ材、硬くて重いから、さぞかし真っ直ぐかと思いきや・・・・いやいや、まぁまぁの勢いで反ったり曲がったりしてるのだ。むしろ、真っ直ぐな材なんて1割もないのでは・・・・
10センチ以上反ってるなんて、ザラだ。
こんな感じで反り返っている材がほとんど。まっすぐな材をポンポンとおいてビスで軽快に留めていくはずが・・・・
それでは、このヤンチャ坊主たちをどう真っ直ぐに矯正し、更生させるのか・・・?
もうこれは、1枚1枚、クランプ(万力のような締め付ける工具)などを使って締め付け、無理矢理に真っ直ぐにし、1本1本ビス留めしていくしかないのだ・・・
1枚貼ったら、次の1枚をクランプで固定し、下穴を開け、ビスで留める。また固定して、下穴を開けて、ビスで留める・・・・
最初の「チャチャッと」なんてどこへやら・・・・1列貼るのに、一体どんなけ時間かかってんだこれ・・・
・・・・・・・
まだお昼前。
それでも、この時点でさすがに悟ったのでした。
今日中に全部貼ろうなんて・・・・・・全っっっっ然無理だということを。
・・・・・よし、なんとか、通路だけは貼ろう!
目標変更。
怒涛のような3日間。
しかし、結果は・・・・・
ウッドデッキ、恐るべし・・・・
ま、後々、周りの大工の皆さんからは「やるって聞いた時は絶対3日じゃ終わらないと思ってたぁ~笑」と、口を揃えて言われましたが・・・・・先に言ってくれ~ぃ! 笑
お客さんには少々ご迷惑をおかけしつつの、延長戦が決定したのでした・・・



