NEWS : new-release

new-release:自家製クリームソーダ完成しました。

2021.7.17

 

 

皆様こんにちは。SOULTREEです。

 

突然ではありますが、みなさん、「クリームソーダ」と言われたら、どんな飲み物を思い浮かべますか?

・・・・・はい、そうですよね。

メロンソーダにバニラアイス、そして缶詰のさくらんぼ・・・・そう、あの懐かしの。

うん、大好きです、あの味。もう最近はめったに飲まなくなってしまたけれど。

 

あの、日本のクリームソーダが、実は本当のクリームソーダじゃないなんて・・・みなさんご存知でしたか?

 

そのクリームソーダの存在を知ったのは数年前。

ニューヨーク、ブルックリンを旅して戻った店長アッちゃんのお土産の中にあった、なんともオシャレな1本のボトル。

「Cream Syrup」と記されたそのボトルの中身には黄色みがかった透明な液体。フタを開けるとほんのりと甘いバニラの香り。

この液体をソーダで割って飲む。そしてそれをアメリカでは「クリームソーダ」と呼ぶ・・・そんな話を初めて耳にした。

アメリカでは「クリームソーダ」といえば昔からクリームシロップ(バニラ風味のシロップ)にソーダを注いで作る、子供にはちょっと贅沢な飲み物なのだそうだ。

それは日本でいうところの「カルピスの原液」的な・・・レトロなアメリカと、自分の幼い頃の原風景が見事にシンクロした。

 

おぉ・・・なんだか素敵だぜ、アメリカのクリームソーダ。

それじゃぁ、さっそくアメリカのカルピ・・・いやいやクリームソーダを味わってみようじゃないか!

・・・・・っとはならなかったのだ。

なぜなら、ちょっと気を抜いた隙に、そのボトルは飲み干されていたのだから・・・・

ジーザス・・・・

 

そこからさらに数年の時が経ち、もうすっかりクリームソーダのことなんて忘れて過ごしていたある日のこと。

お店の人気商品である「自家製ジンジャーエール」をほんの少し改良し、いよいよそのジンジャーシロップをボトル詰めにして販売してみよう!っという話で盛り上がっていた時に「このボトルデザインかっこいいんですよねぇ」っと店長アッちゃんがおもむろに取り出したそのボトル。そう、そのボトルがあの時の「Cream Syrup」そのボトルだった。

「おぉ、これは、あの時の!」

「これ、めっちゃ美味いんですよねぇ・・・」

・・・・って、飲んだことねーよ。

いったい、どんな味なんだ、クリームソーダ・・・・

飲んでみたいぞ・・・・

 

「Cream Syrup」も作って売ってみたいですよねぇ・・・美味いんだよなぁ・・・

懐かしそうに、当時を振り返るアッちゃんの笑顔とそのエピソードにすっかりヤラれたのが料理長のミック。

「アッちゃん、作りますよ、オレ!」

その一言で「ST自家製クリームソーダ」の開発は突然にスタートした。

 

ジンジャーエールの改良と共に、クリームシロップの開発も進めるミック。

 

そこからしばらくして、ジンジャーシロップの改良に目処がついた頃、その完成品を味わいながら「美味い!  いいね」なんて話をカウンターでしていると、なんだか思わせぶりな表情で1本の見慣れぬボトルを披露するミック料理長。

 

 

 

 

 

 

「できました。クリームソーダ・・・」

なんだかすごい嬉しそうな表情。これは期待できそう・・・・

 

ひとまずソーダで割って、そいつを口に含んでみる。

なんともいえぬバニラの香りと懐かしさを呼び覚ます優しい甘さ。それでいてすっきりとした飲み口。

うん、美味い! これ美味い!

でも・・・・・

これがあのクリームソーダ・・・・・・・なの?

そりゃそうだ。

だって、一度も飲んだことないんだから!

知るわけない。笑

 

 

これはもうアッちゃんに聞くしかない!

アッちゃんどうなのよ?

この味は、あの時のクリームソーダなのかい・・・・?

 

 

「クリームソーダの味を知る唯一人の男」がその液体を口に含む。緊張の一瞬・・・

 

・・・・・・・・・・

 

「・・・・・・・・・美味い! これだぁ!」

 

しばしの間を置いて、突然弾けたその笑顔を見て、一同喝采!

 

おぉ〜! やった!

これかぁ、これがあの! 噂のクリームソーダですかぁ!

なるほどねぇ〜、これがあの!

 

その瞬間から、その旨さは2倍になった。

1杯のはずの味見は2杯になり、3杯になり、しまいにはそれでカクテルを作って・・・ボトルはほぼ空になった・・・・

 

こうして、SOULTREEの自家製クリームソーダは完成した。

 

淡々と作り続けてきたジンジャーシロップ。

良き思い出と、ノリと、勢いで生まれたクリームシロップ。

作りたいものを作りたい時に、自分たちの手で。

どちらもウチらしく、楽しい物作りのカタチ。

また思い出深い商品が1つ生まれた。

 

 

店長アッちゃんがブルックリンで味わった思い出のクリームソーダ(クリームシロップ)を料理長ミックが無添加で見事に再現。

日本ではあまり口にすることがない本場のクリームソーダは、初めてなのにどこか懐かしさも感じる甘くて爽快な味わいです。

 

”初めて飲む懐かしさ” アッちゃんはそんなふうに表現していたけれど、確かにそれが一番しっくりくる。

 

7月17日(土)より、メニューに登場しております。

 

ぜひ一度、その懐かしい甘さを初体験してみてください。

 

 

 

SHARE ARTICLE Facebook Twitter
TOP