product:使い倒すトート
2018.10.27
「ST TOTE BAG=STトートバッグ」
ずっと使えるトートバックが欲しい・・・
軽くて薄手のデザインもオシャレなトートバックやエコバックは世の中にたくさんあるけれど、しっかりとした作りの頑丈なトートバックは、なかなかなくて・・・
色々あれやこれやと使い分けるのが苦手な性格なもので、ついつい気に入ったものを長く使いたくなる。
気に入ったデニム、気に入ったシャツ、気に入ったカバン・・・・どれも擦り切れ穴だらけになっても、また直し、使い続けるから「10年選手」も珍しくない。
そんなお気に入りの1つに加えるべく、このトートバック作りをスタートしました。
使い続けても飽きのこないデザインがいいけれど、シンプルになりすぎてもダメ。少し無骨な雰囲気をまとった「使い込む」が似合うデザインがいい。
使い込むためには「強さ」だけではダメ。硬いだけのカバンは使いづらいし、頑丈でもあまりに重いトートバックってのもイヤだ。
強くてもしなやかで、頑丈だけれど決して重くない・・・そんな相反するイメージをカタチにするための試行錯誤の日々。
そこで、強さと同時にしなやかさと軽さを持たせるために、厚さの違う2種類の帆布を組み合わせて使うことに。
厚く強くしたい部分には6号帆布を。
しなやかさを持たせたい部分には10号帆布を。
それぞれのパーツの性質に合わせて生地を配し、組み上げることで、強くてもしなやかで、頑丈だけれど決して重くない・・・まさにそんなトートバックが出来上がりました。
そして、デザインにもひと工夫。
底面からA型に伸びるハンドルはこのトートバックの顔になるデザインであると同時に、持ち手の頂点(負荷のかかる部分)に向けて真っ直ぐに伸びることでバランスの良さと同時に型崩れを防ぐ効果もあります。
底面の折り返しやハンドルの補強にはニッケルのチューブラーリベットを使用し、少し無骨でどこかツールバックにも似た雰囲気をまとわせました。
サイドや底面の切り返しと3本ラインのステッチも無骨さを演出するためのさりげないこだわり部分です。
シンプルな使い道のバックだから、中身の構造も最低限に。
日常使いを考慮して、使いやすいファスナー付きの内ポケットをひとつ。大切なものはここへ。
カラーは生成りとネイビーの2色。
薄汚れていく生成りの雰囲気か・・・
色褪せていくネイビーの雰囲気か・・・
使い込むことで変化していくどちらのヴィンテージ感も捨てがたい2色です。
もちろん、エコバックや薄手のトートバックのように軽くはないけれど、日常で気軽に使うための軽さと、「使い込んだ」と言えるだけの使用期間に耐えうる頑丈さを持ち合わせたこだわりのトートバック。
長く、使い倒してやってください。
[ST Tote Bag] NATURAL
http://shop.cafesoultree.jp/?pid=132032077
[ST Tote Bag] NAVY