product:旅するズタ袋
2018.9.9
旅する風来坊=ズタ袋
そんな映画や漫画の中に登場する男に、旅に、ズタ袋に「憧れ」を持っているのは僕だけでしょうか?
アメリカの片田舎、ヒッチハイクで止めたトラックの荷台にポーンと投げ込んで・・・
旅するズタ袋を作りたい。
このバッグはそんな「憧れ」からスタートしました。
とは言え・・・・
ズタ袋って、そもそも「袋」だし・・・
そのままではさすがに、旅でも街でも使いづらすぎる・・・
そこで、あのズタ袋の持つ土臭い風貌やテイストをそのままリュックサックにしてみることに。
旅するズタ袋。
まずはサイドにズタ袋のボディーに合うようなベルトで止める袋を装備。
移動中簡単に取り出したい小物たちはこの中へ。
逆サイドにはパスポートなどが入るくらいの薄型のポケット。
実際に使ってみるとわかるけれど、縦長の筒型バックは下の方に入れた荷物がなんとも取り出しづらい。
そこで、荷物を詰め込んだ後でも上下どこからでもアクセスが可能になるよう、思い切ってフロントに全開ファスナーを装備。
このフロントファスナーは全開にすることで風呂敷のように広げられるのでパッキングにも便利。
生地はパラフィンの10号帆布を使用。
ロウを染み込ませたパラフィンキャンバスは通常の帆布よりも汚れや水に強いのもあるけれど、何よりもそのゴワっとした手触りとチョークラインと呼ばれる独特の「シワ」を刻み込んでいく特徴がこのバッグにはしっくりきたから。
使用するコッパーリベットや金具類もこのバッグの風合いに合わせて若干の加工を施しています。
カラーは生成りとカーキの2色。
生成りには使い込むごとに飴色に変わっていくUSAハーマンオークレザーを。
カーキには馬具などにも使用されるUKブライドルレザーを。ロープはカーキの色合いに合わせて藍黒に染めたロープを使用。
ハッキリとした形を持たない袋状のリュックサックだから各所の補強も「柔軟性」を重視して。
ズタ袋のような「土臭さ」をまとったリュックサック。
こいつを肩にかけ、ふらっと旅に、街に。
DUFFEL PACK 〜Natural
http://shop.cafesoultree.jp/?pid=132315303
DUFFEL PACK 〜Khaki
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